山崎武司が引退表明

報道されていた通り山崎が引退を表明しました。
今季の残りは戦力として活動するようです。

なぜこのタイミングで？という思いしかないのですが
（発端となった二軍落ちも含めて）
昨秋の球団首脳との面談でも引退後のことを話していたようですし、
球団としては引退試合とかグッズでひと儲けしたいんでしょう
（逆にそれ以上の意図はないと思いますけどね）

簡単に振り返ると
期待はされてもなかなか芽の出なかった大砲でしたね
95年後半からレギュラー奪取という印象ですから
第一次高木政権の時はほとんど接していないのかも？とは思います。

96年に恐怖の6番打者としてブレイク
7番の大豊と共にナゴヤ球場で暴れまわります。
このあといわゆる4番タイプではないパウエルを押しのけて4番にしなかったのは
星野の失策ですかねぇ（山崎が信用ならないという理屈もわからなくもないのですが）
結局山崎がドラゴンズの4番で開幕スタメンを迎えるのは2012年の一度だけでした。

ナゴヤドーム移転後は今一つパッとしませんでしたが
99年終盤に福原から打った逆転サヨナラ3ランは今も山崎を振り返るときに必ずつかわれるほどの絶大なインパクトでした。(逆に言えばあれ以外に中日でのホームランを一つ上げろと言われると困るんですけどね)

00年に3割打って打撃成績で立浪（すでにセカンドの守備範囲も狭くなっていていうほど守備がすごかったわけでもない）を完全に凌駕していたのに
そのオフに「ホームランが少ない」とフロントが立浪の方を評価したあたりでいろいろ歯車が狂いだしましたね。
（この時の立浪の契約はあとから長期高額契約であることがばれてみたりいろいろアレですよね。）

翌年チームトップの25本塁打打っても得点圏打率が低いことを揶揄されて
中日スポーツの打撃成績テーブルに得点圏打率の項目が載るといういじめに近い扱いすら受けます（どないせぇっちゅうんじゃ）

そして成績もフラフラする中の02年の山田監督の「チームを奈落の底に(以下略)」ですわ。
まーあのころのファームは見に行っていたんですが目に見えてふて腐れていて
そこまでの同情も一気に吹っ飛んだんですけどね(笑)

ブルーウェイブ、イーグルス時代はよく知りませんが
いい出会いがあったということなんでしょうかね。
まさか復活して本塁打王までとるとは思いませんでした。

そして現在進行形で迷走する現フロント陣が戦力以外の面を期待してドラゴンズに復帰。
この2年は・・・ノーコメントで(笑)

正直、ドラゴンズ一筋で終わっていたら野村監督との出会いはもちろんゴーイングのような全国ネットの番組で大きく取り上げられることもここまで長く現役生活を送ることもできなかったと思いますし
彼を「中日の山崎」としてしか見ていないような発言を繰り返す現フロントってなんなんでしょうか…と思うことの方が多いです。

プロ通算では2000本安打より達成者の少ない400本塁打も記録していますし
一流の選手と言っていい成績なんですけどね。
ただその発言とかがあまりにヤンチャ過ぎていらないところに敵を作ってしまった印象でしょうかね。

何となく推敲もせずに書き連ねてみました。
山崎選手お疲れ様でした。

戦力として残るんだったらいろいろ足引っ張らないようにしてやってください