投手陣を考える
今季中に200勝達成なるかどうかが注目される
山本昌が母校のグラウンドでプロ24年目のスタート。
大本営に投手陣の話があったので
ついでに考えてみました。
ドラゴンズの話題
・マサ、母校から始動 元気もらった刺激もらった(大本営)□
・中日・山本昌、目標は“工藤超え”200勝は通過点(スポニチ)□
・山本昌、目標は巨人工藤(日刊)□
山本昌「ここへ来ると気持ちがいいね。本当は教えることもできたらいいけど、ここへ来られるだけでもいい。みんなよく頑張ってるよね。ぼくらのころこんなに練習しなかったよ。
(母校のセンバツ出場は)気になるね。何事もなく、うまくいけばいいね。選ばれたら、そりゃ寄付しますよ。
キャッチボールをするのは、優勝旅行に行く前以来だけど、いい感じだった。少し体を休めたわりにはいい感じだった。
みんなに助けてもらってやっと達成というんじゃなく、勝って当然という形でやりたい。でも、200勝はまだ考えてない。日本一、連覇と目標は際限なくある」(大本営)
「毎回言うけどローテを守ることが一番。それができたら(200勝は)普通にできる」(スポニチ)
「思ったより肩、ひじの状態がいいね。200勝は周りが言うほど意識はしてないよ。それよりローテーションに入ることの方が大変。それができれば自然に勝てる。それに200勝したから燃え尽きるということはない。工藤さんは抜きたいねえ…。引退してからもあの人とはいろいろなところで顔を合わせることになると思う。その時に僕の方がいい成績を残している状態で話がしたい。
工藤さんが現役でやってくれているおかげで僕は『もう年だから』と周りに言われなくてすんでいる。
工藤さんがやっているということは僕もあと3年はやれるということ。まだまだやりますよ!」(日刊)
山本昌がスワローズ館山、ベイスターズ黒羽根とともに
母校、日大藤沢高で始動。
工藤のことを口にするあたりが彼らしいというかなんと言うか
もうすでに山本昌一人で球史に名をとどめる名投手だと思うのですけど
『最高の2番手投手』なのかなあなどとも思ったり。
・山井、焦らず肩作り中継ぎで復活します(大本営)□
・山井、今季はやる!(日刊)□
山井「肩の状態はまだわかりませんが、焦ってやらないようにしたいです」(大本営)
「今年は去年の分まで取り返さないといけない。やらないといけなですね」(日刊)
右肩痛などで昨季を棒に振った山井。
過剰な期待は禁物ですが
彼が『中継ぎ平井』の不在を忘れさせてくれるほどに活躍してくれれば最上ですが
落合監督「(新たに獲得する)外国人はリリーフってことになるだろうな。左右1人ずつ。マルティネスの穴? 日本人で何とかなるだろうよ。左が少ない? そんなことないさ。マサがいて、長峰がいる。佐藤(亮)だっているじゃないか。
平井は5回、6回くらいをある程度にまとめて抑えてくれりゃ十分だ。リリーフだといきなりの失点は命取りだけど、先発ならその後をしのいでくれりゃいいからな。
中里は先発は早い。週に一度、長いイニングというのは無理だろうからな。」(大本営)
ドラゴンズの投手陣について
アラを探せばきりがないですし
一つ一つの不安にはうなずくものも多いのですが、
それでも12球団でも上位にランクするすばらしい陣容でしょう。
(打力のせいで求められるものが大きくはなりますが)
マルティネスの穴を埋めるといっても
昨季終盤戦に限っては
マルティネスのところが穴になっていた印象なので
そこをマルティネスの成長で埋めるのか
他の投手で埋めるのかという選択だったのかと思います。
昨季でも前半までのマルティネスの穴は大変ですが
昨季後半のマルティネスなら・・・と楽観しています。
それよりは実質2年目のジンクスとか故障とかを気にしたいくらい
平井に求めるQS(Quality start)は
用語的には『先発投手が6イニング以上、自責3以下』のときに記録しますが、
ドラゴンズの打力、中継ぎ投手、日本の週1ローテーションなどを考えると
先発投手に求められるのは7回2~3失点くらいでしょうか。
だから平井の転向って苦しいなあという感じ。
中継ぎから先発に転向させる(そもそもそんな必要があるのか)としたら
平井か鈴木ということになるのでしょうけどね。
で、新戦力を完全に無視した来季の投手陣容(左から個人的な期待順)
先発:川上、朝倉、山本昌、中田、佐藤充、吉見、平井、小笠原、長峰、佐藤亮ら
中継ぎ(右):鈴木、岡本、山井、中里、デニーら
中継ぎ(左):高橋、石井、久本、小林。
抑え:岩瀬
これに外国人が加わります(中継ぎというのならまず左が欲しい・・・むしろ外野手・・・)
繰り返しますが「これで中継ぎから先発にまわすかぁ?」というのが最初の印象
「QS求めるなら平井じゃなくて忘れられた小笠原(左腕だし)でもいいじゃん」という感じ。
先発は中田が1年間無休で投げてくれれば
様相は一変するとは思います。
左の先発投手は「いるに越したことはないけど、よい右がいればいなくてもいい」というのが私の感覚。
左の中継ぎはどのチームも大変なんですけど。
ドラゴンズも期待できる人材がいないわけではない。
ドミニカ研修も経験した高橋は正念場ですね
代打起用で相手投手の左右にあまり左右されない落合監督に
リリーフ起用でも同様の監督一年目のような方針を期待したいところもあります。
もちろん戦術として相手の駒を使わせる継投もありますし、
代打は立浪ら高橋光(移籍)の技量によるところも大きいのですが
落合監督「久しぶりにのんびりさせてもらっているよ。」(大本営)
落合監督は和歌山の『落合記念館』で静養中。
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米村スカウト「ナゴヤドームで40本塁打を打てる選手を探してこいと言われたらこの選手しかいない。この先十数年球界を背負っていける選手」(大本営)
「プロでもエースで4番という夢を持たせてくれる」(スポニチ)
平田「もし、また(中田と)一緒にできることがあったらうれしい。
ケガをしない1年にしたい。勝負の年、一軍へ行けるようがんばります」(大本営)
「僕の記録(70本)は練習試合解禁と同時に抜かれる。100本を目指してほしい」(スポニチ)
大阪桐蔭中田翔の始動にスカウト大集合。
まだドラフトの方式も決まっていないんですねぇ。
さすがに逆指名はないでしょうけど
同校OBの平田(やジャイアンツ辻内)も母校のグラウンドでで自主トレスタート
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コメント
山本昌の目標がいきなり無くなりましたね。
(苦笑)
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200701/bt2007010802.html
プロテクトから漏れていたとは…。
投稿: Frantz von Marinedolf | 2007.01.08 06:57
>>Frantz von Marinedolfさん
微妙なソースですが
実際移籍となっても
同一リーグに入るわけですし
横浜も戦力と見込んでいるんでしょうねぇ
YB-G戦が壮絶になる?のでしょうか
投稿: MegaDra@管理人 | 2007.01.08 21:02