理想と現実
理想というか
期待というか
希望というか
妄想だったとは思いたくないところ
日本シリーズはドラゴンズの1勝4敗で幕
・日本ハムが44年ぶり日本一 プロ野球日本シリーズ(共同通信・スポーツナビ)□
・日本ハム、44年ぶり日本一=中日はシリーズ6連敗-プロ野球・日本シリーズ(時事通信・スポーツナビ)□
・北海道日本ハム、地元・札幌で44年ぶり日本一! (スポーツナビ)□
・日本シリーズ:日本ハムが44年ぶり2度目の日本一に(毎日新聞)□
・日本ハム、44年ぶり2度目の日本一に 日本シリーズ(朝日新聞)□
・日本ハム、44年ぶり日本一(読売新聞)□
・悪夢4連敗で終戦/第5戦(日刊)□
・オレ竜まさかの「4連敗」…52年ぶりの夢散った(スポニチ)□
・オレ竜2度目挑戦も届かず(日刊)□
・竜・落合監督「進退伺」出す…公約・日本一果たせずオレ流ケジメ(サンスポ)□
・落合監督進退伺 責任は取る…悔し4連敗(報知)□
・落合監督悲願ならず…進退伺へ(デイリー)□
・夢と散った52年ぶり日本一 我を失った中日 (共同通信・スポーツナビ)□
・オレ竜、機能不全 打線の歯車戻らず(朝日新聞)□
落合監督「勝った者が強いということだ。ハムに負けたというより52年の厚い壁に跳ね返されたのが現状。そんじょそこらじゃ乗り越えられない。
何か日本シリーズの雰囲気を今回は持ってなかった。何でだか、その辺はオレもよく分からない。選手も無かったかな。」(スポニチ)
「負けないチームより、勝つチームを作らないといけない。
日本一になっても満足はしない。だってこの球団は連覇をしてないんだぜ。まだやらなきゃいけないことは、たくさん残ってる。」(報知)
谷繁「2戦目、3戦目と自分のミスが出てしまった。まだ訓練が足りないというか、若いですね。チームが後手後手に回って、ワンプレーが尾を引く形になってしまった。
自分たちの野球ができたのは1戦目だけだった。でもこれで終わりじゃない。ゆっくり休んで鍛えなおしてから、また挑戦したいです」(大本営)
井端「気持ちが緩んだわけじゃない。でも、疲れてないつもりが、4日間に疲れが出て来て…」(サンスポ)
井上(試合前)「負けると終わりなのは高校野球と一緒。だったら、同じような野球をやるしかないでしょう。」(朝日新聞)
(試合後)「みんながそれぞれ一生懸命やったからしょうがないよ」(大本営)
田中スコアラー「完敗だな。研究されたとかいうより、力の差を認めないといけない。1、2番が調子悪くて打てなかった。その差が出た」(大本営)
1、2番というよりチーム全体でどつぼでしたね。
1勝1敗の第3戦の初回に先制しておいて
何をああまであわてるかなというのが『あのプレー』の感想。
谷繁が挑戦するのが大いに結構
ただし谷繁への挑戦者、いい加減出てこいよ
『王座返上』までまつってか
・憲伸 志願のエース痛恨被弾(大本営)□
・川上、打ち砕かれた 6回3失点(報知)□
・憲伸 中4日の力投も…力尽きた(デイリー)□
・52年ぶり日本一はかなわず 川上力尽き(共同通信・スポーツナビ)□
川上「責任ですか。自分ではわからない。果たしたことになるのかな。今はよくわからない。」(大本営)
「ホームランを打たれたことよりも、先頭打者を出した方が悔しい。
(スクイズは)外したつもりだったのですが、外しきれなかった。中4日の登板? それは言い訳にはならない。
仕方ないです。」(報知)
川上は中4日も実らず敗戦投手。
初回からいっぱいいっぱいの投球でしたが
打線もまともに援護できずに6回ついに決壊しました。
後半戦の出来を思えば
頑張りました。
・福留 無念(大本営)□
・福留リベンジへ「これで終わったワケじゃない」(スポニチ)□
・福留、ウッズ不完全燃焼(日刊)□
福留「まあ、仕方がない。これで野球が終わったワケじゃないし。」(大本営)
「厳しい攻めだった? いや、そういうこともないけど…。でも悔しいです」(サンスポ)
一番の誤算は得点も打点も100を超えた福留の不振かもしれませんね。
新庄みたいなピエロになれというのではなく、
もう少しチームの中での自分を出して欲しいなぁ。
・ウッズ不発で終戦「また、この舞台に帰ってきたい」(スポニチ)□
ウッズ「勝負事は誰かが勝って誰かが負ける。結果は仕方がない。完全燃焼はできなかったが、いつかまた、この舞台に帰ってきたい」(スポニチ)
ウッズも結局シリーズ打点ゼロ。
9月以降の神がかり的な打棒を発揮することはできませんでした。
来年はこの人難しくなるぞ。
『.290、35HR、100打点、守備相変わらず』が
合格ラインにならなさそうな気がするし・・・・
(個人的には十分合格だと思うけど)
・立浪、2安打も打点ゼロ「また来年、頑張ります」(スポニチ)□
・立浪「来年もう1度頑張る」(日刊)□
立浪「僕は最後やという気持ちでやってきたが、昨日はいいところで打てなくて。
来年もう1度、頑張ります。」(日刊)
立浪としては激動の1年ということでしょうか。
正直、森野が骨折せずに開幕を迎えたときどうなっていたのか・・・
という思いもあるのですが
夏以降は自分の力で代打の切り札的な立場を確保しました。
来季、口では当然『レギュラー復帰』を語るでしょう。
(補強内容によりますが)
現実の状況でどう扱っていくのか注目です
・荒木、実らなかった執念ダイブ(大本営)□
・荒木執念の一撃…先制点とるも流れを呼び込めず(スポニチ)□
・中日・荒木、意地の先制打(読売新聞)□
荒木「残念です。申し訳ないです。流れを呼び込めるバッティングができませんでした。」(大本営)
荒木は内野安打でタイムリーもこの
5試合で2安打(2四球)。
『シーズン中では見られない荒木』じゃないところが
個人的にこの人に対する感情を微妙にさせます。
悪いほうの意味ですが、『荒木らしいシリーズ』ではあった。
この人に対する怒りとかいうのほとんどないわけです。
来年以降のレベルアップ(というかケガの完治)は必須ですけど。
深く考えて、関川みたいな潰れ方をしてくれなければよいのですが。
川相「いい思い出になりました。バントで世界一になったので、今度は指導者として世界一のチームを目指したい」(日刊)
川相は最後に送りバント
同点の6回にでてきて谷繁、英智で1点をとりにいくという
何とも悲しくなるような展開でしたが
有終の美を少し飾りました。
岩瀬「もう少し投げる機械があれば・・・でも仕方がないです」(大本営)
シーズンで50試合以上投げた
岩瀬、岡本、平井の登板イニングは
結局5試合3人合計でで3イニングにも届きませんでした。
(しかも先発の平均投球回が6回をわずかですが超えているのに)
平井と岡本の2人をまとめて呼ぶのはやめようかなと思う今日この頃(苦笑)
久本「どうしても日本一になりたいという強い気持ちでマウンドに上がったんですけど、自分の力が足りなかったです。」(大本営)
久本はまたも胴上げ試合に登板。
稲葉にダメ押しホームランを打たれました。
聡文に見切りをつけて以降
間違いなく左の中継ぎで一番結果を出していたのですが
首脳陣の信頼は得られず
そもそも要所での登板も少なかった印象
(要所で使わなかったから結果を出したという評価もできるけど)
神宮で逆転負けくらっていなければまた変わっていたのか?
ま、久本を信用しきれないのもわかるんですけどね。
この日の交代で監督がマウンドへ行かなかったのが象徴的。
(新庄のセレモニーにこれ以上つき合わされるのがいやだっただけかもしれませんが)
落合信子監督夫人「もう勝つしかない。」(日刊)
そのほかの話題
・落合監督「進退伺」提出へ(日刊)□
・落合監督が「進退伺」提出へ=プロ野球・中日(時事通信・スポーツナビ)□
・中日、落合監督の続投方針変わらず(読売新聞)□
・落合監督が進退伺 中日球団に去就を一任(共同通信・スポーツナビ)□
・落合監督:オーナーへのシーズン報告で進退伺(毎日新聞)□
落合監督「31日でオレの契約も切れる。オーナーに3年間の報告をして進退伺を出す。続投?それはまだ分からない。来年以降もやれと言われるか、お疲れさんと言われるか、こっちがどうのこうの言える問題じゃない。今月中にどういう形になるかはハッキリする。
先の事を考えたら負けないチームより勝つチームをつくらないとな。中日ドラゴンズの課題だ。」(スポニチ)
白井オーナー「(続投の方針だった)リーグ優勝の時点と状況は変わらない。ただ本人の気持ちも聞いてみないといけないな。」(日刊)
西川球団社長「(大島)名誉オーナーも(白井)オーナーも(続投の方針で)同意している。法外な条件を要求されたりしない限りそう(続投)なるだろう。ただ、落合監督本人があれだけ日本一と言ってきたんだから、(去就について)どう考えているのかは分からない。」(日刊)
伊藤球団代表「(オーナーらの)方針が変わったとは聞いていない。社長やオーナーが判断すること。」(毎日新聞)
形式的な話にはなるのでしょうが
オーナー報告を経て落合監督続投ということになりそうです。
当然、功罪両面ある人ですが
続投をしない理由は見当たらないところ。
どうやったって
シリーズで『悲運の名将』とかいって取り上げられるタイプじゃないでしょうし(苦笑)、
図太く日本一を勝ち取ってもらいたいものです。
・中日が小笠原獲り(報知)□
・中日が日本ハム小笠原獲りへ(デイリー)□
・小笠原がFA権行使へ 岡島は移籍が濃厚 (共同通信・スポーツナビ)□
ドラゴンズにとって小笠原は
ウッズとの二択ではなくて
森野をどう考えているのかによるでしょう。
(間違っても4番小笠原なんてないでしょうし)
現状の戦力としての単純比較となると
森野と小笠原を比べること自体が小笠原に失礼な話ですが
しかしデイリーの『最後の一文』はまさに蛇足だな。
蛇足のほうが面白い(?)こともあるから世の中わからんが。
こういう記事も出てくるわけです。
契約を更新しないことに関しての感想とは別のところで
アレックスに関してはあんまり負の印象はないのです。
そもそもが来るはずのない選手だったのですが
チームにとってもアレックスにとっても
幸運なめぐり合いだったと思います。
・中日・佐藤二軍監督が退団、後任に元西武の辻発彦氏?(読売新聞)□
優勝決定直後に報知にも記事がありましたが
辻の名前のあとに『?』がついていますね。
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コメント
何と言えばいいのか、もしかして「悔しさのない(変な意味で)シリーズ」は今回が一番かなと思います。
選手もまだ夢見てるかもしれませんね。
パレードの頃には目覚めるでしょうか。
アレックスに対しては「感謝」だけです。
久々に仕事が巡ってきたフロント。
今季オフ、FAはともかく外国人補強は投手も野手も、いろいろ問われることになりますね。
投稿: はやぱん | 2006.10.27 17:18
タイトルの金色が取れましたね。
一夜明け、終わってしまったんだなと
つくづく感じてしまいました。
また東京中日の6面とかから
ネタを探すようなキビしい季節がやってくるので、
こちらの更新を楽しみにしています。
1シーズンお疲れさまでした。
これからもどうぞよろしくお願いします。
投稿: Toshikichi | 2006.10.27 17:45
>>はやさん
リアルタイムで映像をみていないせいもありますが、
自分も実感としてイメージのつかみにくいシリーズでしたね。
フロントの仕事は・・・
『1年間レギュラーを晴れる外野手』が個人的な必須なんですけどね。
(平田や春田を一人前にスタッフを招集するとしても)
>>Toshikichiさん
全面金色も企画していたんですけどね(苦笑)
うーん出さずによかったのか同なのか・・・
1年間お疲れ様でした
今後ともよろしくお願いします。
投稿: MegaDra@管理人 | 2006.10.27 17:58
最後は逆転すると信じていたのですが、残念でした。
今年は、ココログで心狂いしそうな時もありましたが、
なんとかドラゴンズもリーグ優勝は飾ってくれました。
日本シリーズは、力を出せないままに終わりましたが、
それも実力、来年こそプレッシャーの場面で力が発揮
できるような選手になってほしいですね。
来年も期待できそうで今から楽しみです。
それでは、一年間ありがとうございました。
オフもいろいろな情報を楽しみにしています。
投稿: ギンタロウ | 2006.10.27 19:10
力を出し切れずに負けた、というのがなんとも悔しくてなりません。
でも力が出し切れないのは、勝負の世界では力が無いのと同じこと・・・
この現実を受け止めなければなりません。
守り勝つ野球で「負けないチーム」を作って2回優勝した
落合監督ですが、今度からその上を行く、
「負けない、しかも勝つチーム」を厳しい練習で
作ってもらうしかないですね・・・
とりあえずMegaDraさんも1年間お疲れ様でした。
オフの間もよろしくお願いします。
また来年のキャンプのときはよろしくです。
投稿: 北谷キャンプ現地レポ | 2006.10.27 20:05
>>ギンタロウさん
ココログも成長しました(笑)
ドラゴンズにもなおいっそうの成長を期待しましょう
『メンテナンス』は大変そうですが・・・
>>北谷キャンプ現地レポさん
『有言実行・落合博満』が監督に就任した際
『力を出し切れないチームからの脱却』を
一番、期待していた部分でもあるだけに
今度こそ、その部分での成長も期待したいですね。
春のキャンプでは写真ありがとうございました。
あのレポのおかげで
今季の森野に対する感情も相当影響されたと思います。
投稿: MegaDra@管理人 | 2006.10.28 13:31