『野球の国』奥田英朗
本のお話。
『やっちの今夜は栗ごはん8□』さんのエントリィに紹介されていて気にしていたんですが
先日、『ダ・ヴィンチ・コード』の文庫版を買うついで(オイオイ)に購入。
直木賞作家(執筆当時まだ受賞してませんけどね)・奥田英朗が
2002年シーズンの野球をキャンプから
オフのマスターズシリーズまで、
各地で追った紀行ものです。
(文庫の発売は05年3月)
野球3、4割くらいのさじ加減、あとはマッサージと映画と麺類の話題。
それを皮肉で笑いの味付けしています。
旅の動機が逃避だったりするので
前向きにとかそういう感じじゃないんですが
なんといっても筆者がドラゴンズファンなんですよ
訪れているキャンプはまず北谷だし
「FAでやってきた谷繁は素直に応援できないけど
打ってくれれば応援するし、
でもやっぱり横浜にいった中村武志は気になるし」と
なかなかツボだったんで一気に読んじゃいました。
野球界でこのあとにおこったこと(ストとか)考えても
この人の野球観戦観とかなかなか興味深いのです。
(見に行っている試合はドラゴンズ戦ばかりじゃないです。)
(以下ドラゴンズとまったく無関係)
あ、『ダ・ヴィンチ・コード』は・・・
一気に読んじゃえたからエンタメとしては面白いんだろうなあ
うーん、これが日本でウケた理由って何だろう?
世界中でヒットしたから?
(自分が読んだ理由もそんなもんだし)
ジェットコースターミステリィですね。
わざわざジェットコースターに乗る気さえあれば楽しめます。
あまり読後の印象が残らないなぁ
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