先発争いの3人とプレーオフについて

先発ローテ入りを狙うマルティネス、ドミンゴ、平井がそれぞれ3回無失点。
打線は2年目の鎌田がオープン戦チーム初のホームラン。
争いはいつまで続く？

また、セ・リーグのプレーオフの来季からの導入が決定。

＜OP戦：マリーンズ０－６ドラゴンズ□＞

・マルティネス鋭い変化球　ロ－中評（共同通信・スポーツナビ） □

・落ち着きが“マル”揺さぶりにも強い！（大本営） □
・中日・ドミンゴ＆マルティネスそれぞれ“３回０封”（スポニチ） □
・ドミンゴ好投、３回無失点（日刊） □
・中日の“ドミニカン・コンビ”ドミンゴ＆マルティネスが好投（サンスポ） □


マルティネス「自分なりに良かったと思うが、まだ頑張らないといけない。
投げようと思えば、１４５キロは出せる。でも、日本では１４５キロはいらないんだ。しっかりコントロールされた１４０キロでいい。
ドミンゴだけでなく、山本昌さん、川上さん、中田だっている。みんながうまく交われば、チームも良くなる。自分もそうできるように頑張る」（大本営）
「今季の目標？それはあっても、みんなには知られたくない」（スポニチ）

森コーチ「去年もこの時期は良かったんだ。途中から悪くなったけど。」（日刊）

ドミンゴ「一番調子のいい球で抑えるようにした。
もちろん先発をやると思っているし、今は自分がやらなきゃいけないことをやっている。」（大本営）
「きょうは寒かったから苦しいところもあったけど、内容はまあまあかな。ちょっと投げ急いだところがあったから、その辺が次回の課題だね」（サンスポ）

森コーチ「結果を出しているんだからチャンスは与えるよ」（スポニチ）

この２人は1年投げて２人で20勝20敗なら合格なのかなーと思ってみたり

マルティネスのコントロールのよさは
「針の穴を通す」というより「適当に低めにポンポン集める」という印象
それが最大の長所だけど
「１４５キロのボールをコントロールする」方がよりよいんですけどね（苦笑）

ドミンゴはマルティネスよりさらに「適当」な感じが増すけど
球威で「適当に」抑えちゃう感じかな？

２人ともはアテにはしているけど
「ここは落とせない試合」で投げてもらおうって気にはならないかも（特にドミンゴ）。

・平井、先発へ気合！３回を１安打無失点も不満顔（スポニチ） □

平井「前回よりは球威はあったけど、請求がよくない。先頭打者にストレートの四球を出してはダメでしょう」（大本営）
「球威はあったが、コントロールがいまいち。（先発枠の）競争が激しいので頑張る」（サンスポ）

平井は終盤の３イニングを投げてセーブがつきましたが先発候補。

現状の投手陣は（カッコ内は最終登板がファーム）

１：先発
川上、中田、ドミンゴ、マルティネス、昌、（朝倉、佐藤充、長峰）

２：先発調整だけど状況次第では中継ぎ
石井、平井、チェン、（高橋聡、山井）

３：便利屋
鈴木、小笠原

４：中継ぎ
岡本、落合、鳥谷部、石川、小林、ガルバ、久本、（遠藤）、デニー（未登板）

５：抑え
岩瀬

６：？？？
中里

５.は磐石
１.の薄さのおかげで４.から何人か２.に回していますが
これだけ見ると４.が悲惨･･･
２から４に回る人間の質が問われるかなあ。
（チェンとガルバは枠の関係で数に入れないほうがいいかもしれません）
ドミンゴとマルティネスが１年投げてくれると１の見栄えも変わるのですが

・鎌田、今季“竜１号”　本人ぼう然…ベンチは爆笑（大本営トップ） □
・鎌田、豪快な一発…本職の守備でも猛アピールや（スポニチ） □
・162センチ中日鎌田、１軍１号（日刊） □
・鎌田開幕１軍へプロ１号＆美守（報知） □

鎌田「（本塁打は）真っすぐでした。全速力だったのは、フェンスに当たって跳ね返ってくると思ったんで。
ホームランはいいんです。しっかり振り抜いては打ってます。チーム第１号？　そうなんですか。
守備？　そっちの方がうれしいです。竹原のときも、ある程度指示があって右寄りには守ってました。
（休日の6日は）ボーッとしてました。あとは風呂に入ってリラックスしました。」（大本営）
「しっかり振れたことがよかった。チャンスをもらってるだけに結果を出せてよかった」（日刊）

高代コーチ「守備は使えるメドが立った」（サンスポ）

鎌田は二遊間の控え一番手のポジション確保に驀進中ですね。
２年目とはいえ２６歳。
年齢でプレーするわけではないですが、
後がないのも事実でしょうし飛躍してきましたね。

森野「（1打席目のタイムリーは）イメージ通りのバッティング。いい振り方ができました。
去年まではいろいろ考えて、ボールを見過ぎてしまってた。」（大本営）

森野は先制タイムリー。

・ついに出た！ 新井１４打席目の初安打（大本営） □

新井「結果を恐れずにいろいろ試しなさい、と（首脳陣から）言ってもらっているので。」（大本営）

小田「いい当たりやった。よかったあ。
そんなに考え込まずに楽しんで打ってこいと言われたんです。いい結果を出せてよかった。」（大本営）

新井と小田は首脳陣のアドバイス効果？でオープン戦初安打
７日はこのほかにウッズ、英智、井上がオープン戦初安打

WBCの話題

・谷繁も城島と再会（大本営） □

谷繁「ここは野球のしやすい環境。城島とも少し話ができたしね」（大本営）

WBC代表がアメリカ入り。

そのほかの話題

・セ・リーグ来季プレーオフ決定　理事会で合意（大本営） □
・来季からセ・リーグもプレーオフ導入（スポニチ） □
・セ07年からプレーオフ、146試合維持条件（日刊） □
・セも来季からプレーオフ導入！来月以降にパ側と協議スタート（サンスポ） □
・セ・リーグも０７年度プレーオフ導入へ 公式戦１４６試合維持で検討（報知） □
・禁断の扉が…セも来季からプレーオフ （デイリー） □
・セ・リーグもプレーオフ導入　来季から実施（共同通信・スポーツナビ） □

伊藤一正理事長（D球団代表）「パ・リーグ側と話し合い、どういう形でやるのが一番新鮮な印象を与えるのか、またファンに喜んでもらえるのか。これから詰めていくことになる」（大本営）
「１４６試合の維持を前提にパと話し合いを進めていきたい。どういう形でやるのがいいか、話し合っていきたい」（共同通信）

セ・リーグもプレーオフ導入。
うまくまとまらないのですが・・・

まず根本の話として
PO導入自体に反対です。

たしかにプロ野球は興行だから
ある程度黒字を出し収益を確保する必要はある。
で、今、多くの球団が苦戦している

ただ、それは半年間かけたペナントレースという、
長い期間続いて、ある種の伝統も生んだ
『そのシーズン一番勝ったチームが優勝するという
勝負事の根幹を崩してまでやるべきことではない。』という思いが強いです。

POで飛躍的な収益が出るとも思わないし
（実際、05年のパのプレーオフでも全試合が全国ネット地上波に乗ったわけではない。）
本筋と離れますが、本当にプレーオフの収益が大きいのなら
プレーオフ常連と非常連との収入格差は年がたてば大きくなって
戦力格差が大きくなっていくと思うんですよねぇ。
（日本の場合、ジャイアンツのおかげで金＝戦力ではないというのが示されちゃっていますが、
金のあるチームがないチームに比べて有利なのはまちがいない）
利益を上げるなら年俸抑制にしろ他にできることもあるはず。

消化試合がなくなるというのも
たとえば今年のパリーグの制度（1位チームに自動的に1勝のアドバンテージ）なら
昨季終盤のマリーンズとホークスの5ゲーム差をめぐる攻防なんてモロ消化試合ですし、

「パでプレーオフが成功した」というのにも疑問符はつきます。

実際POにやれば『ペナントの成績とのバランスを取れたPO』なんて
どうやっても不可能です。
（ペナント1位が絶対有利なPOなら、そもそもPOをやる必要なんてないですし）

ペナント1位を別に彰するなんていうのは小手先だけで
ペナント1位でシリーズに出られなかったチームが後年たたえられるとは思わないし
（このチームの選手の多くは契約更改のときだけ「優勝査定を」とかごねるんだろな）
04,05年の日本シリーズなどは
レギュラー2位でも『パリーグチャンピオン』が出てきたから
かろうじて権威を維持できたのかな、と
「リーグ2位チーム」が日本一になることで日本シリーズの価値も落としかねないような・・・
まあ「日本シリーズはおまけ」なんて価値観は一部では以前からあるわけですが。
（今の某球団SDが前の所属球団の監督のとき聞きました）

POの試合は面白い試合になるでしょう。
そりゃ「優勝の掛かった試合」ですから。
しかし、そのために犠牲にするものがあると思うんですよね。

そこらへんを完全に割り切って見られるかなあとイマイチ不安です。
少なくともドラゴンズ（今応援しているチーム）を嫌いになることはないでしょう

ただ・・・ねぇ。

易い方向に走っているなぁ。

あと蛇足
やるのならパと同形式じゃないと意味がないでしょう
パがやめりゃ手っ取り早いのですが

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